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オバケ度…
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80%〜100%
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| 特定状況で「出る」 ○ |
相手無差別に「出る」 ○ |
| 会話は不可 ○ |
独自の論理 ○ |
| 異形の姿 ? |
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暗がりに潜んでいる。
これはアメリカ人の友人たちに聞いた海の向こうのオバケ。
オバケはベッドの下の暗がりに潜んでいる。アメリカの子供たちは幼いうちから両親とは別の部屋で眠るようしつけられるので、夜の怖さは格別だ。
オバケなんていないと思う子供がベッドの中で「オバケなんていないぞ」と言うと「いるよ〜」などと答えるそうだ。これはいやだなあ!
オバケに足首をつかまえられないように、ベッドから出るときには、なるべく遠くへジャンプしていた、という友人もいる。「いないはずだけど、やっぱりいたらどうしよう」と心配になり、遅くまで眠れなかった友人もいる。
アメリカにはゾンビだのエイリアンだのというハリウッド製のモンスター類しかいないと思いがちだが、それは違う。中世以前からの迷信が渦巻くヨーロッパほどではないだろうが、ちゃんとオバケも住んでいる。特にニューオリンズのあたりに多いらしい。そのうち出かけていって遭遇してみたい気もする。
英語での名称はmonster under the bedである。
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総数はどれくらい?
機会をみつけるたび、ベッド文化圏の人たちに、オバケがいたかどうか尋ねている。
「なつかしいな。妹と私とで、よく、相手のベッドの下のオバケがどんな姿をしているか、言いあったものよ」と言った彼女は、スロベニア人だ。(スロベニアがど こだか知らない人は、地図を見るように。イタリアの北東、オーストリアの南、クロアチアの北である。)今はアメリカに住んでいる。
子供部屋には、ふたつのベッドが並んで置いてあった。横になった姿勢からは、相手のベッドの下は見えるが、無論自分のベッドの下は見えない。そこで、姉妹 は、お互い相手を怖がらせようとして、こんな遊びを考え付いたのだ。言語能力がものを言うゲームだから、無論、年かさのお姉ちゃんのほうが有利である。
「緑色で、もじゃもじゃの毛の中から目が赤く光っていて、ながーい指の先に、黒光りする爪。ベッドの上の方へ、だんだん手を伸ばしてる…。」
こんなオバケがいたら、妹さんが泣いちゃうのは、当たり前だ。かわいそうに。
もっ と詳しい調査をしないと、はっきりしたことは分からないが、アメリカとヨーロッパの、おそらく全域で、子供のベッドの下にオバケが住んでいるようだ。自分 のベッドの下には何もいなかった、と言う人でも、ベッドの下のオバケの存在を知っているし、自分なりの「姿」を思い浮かべることもできる。
たとえばこの地域の全ての子供の半数が、ベッドの下にオバケを棲まわせているとしたら、これは、相当な数である。これほど数の多いオバケは、ほかにちょっと思いつかない。
彼らは何を食べているのだろうか。なぜ、ベッドの下にいるのだろうか。ベッドの下には、どこか他の世界へ通じる穴が開いているのだろうか。大人のベッドの下には、どうやらそういうものはいないらしいが、境界年齢はどのあたりなんだろうか。
興味は尽きない。
類似のオバケに、クロゼットの中にいるやつらがいる。これは、アニメーション映画「モンスターズ・インク」で出てきたので、おなじみだろう。
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