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オバケ度…
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20% |
| 特定状況で「出る」 × |
相手無差別に「出る」 × |
| 会話は不可 × |
独自の論理 × |
| 異形の姿 ○ |
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ひょっとして、革命的オバケ?
白い袋をかぶったような姿に毛が三本、ふわふわと空を飛ぶ、犬が苦手な、常識破りの大食らい…いくら本人が
♪ぼーくーはオーバーケーのキューたーろう♪
とオバケを名乗っても、Qちゃんは怖くない。なにしろオバケ度はたったの20%。異形だというだけなら鉄腕アトムだってそうなのだから、この程度でオバケだなどと威張ってもらっては困る。
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もちろん、主人公が怖かったら番組の人気が出なかっただろうし、コミュニケーション不可だったらストーリーが作れない。オバケ度が少ないのは有名税である。
白っぽく、つるりとしたQちゃんの形は、どちらかというと「キャスパー」系統の西洋オバケに近い。今なら白いシーツをかぶって歩けばオバケの仮装として認知されるだろうが、Qちゃん以前はどうだっただろう。日本にああいう形のオバケが広く知られるようになったのは、もしかしたらQちゃんがきっかけじゃないだろうか。落語には、オバケに化けていたずらをする場面がよく出てくるが、そういうときはかならず幽霊の扮装であって、白い布をかぶるようなのはない。とすると、Qちゃんは、日本におけるオバケ文化革命の台風の目なのか?!
藤子不二夫は、Qちゃんのキャラクターデザインをしていたとき、ペンギンをヒントにしたそうだ。なるほどこの形は、ペンギンっぽいといわれれば、そうも見える。しかし、海の向こうで1945年に映画デビューし、1959年には既にテレビに登場して大スターになっていたキャスパーを、1964年デビューのオバQが意識 していないわけがない。西洋の袋型オバケが日本に輸入され、定着したのは、Qちゃんがきっかけかもしれないのである。当時の日本のオバケのイメージをスミからスミまで調査し、この仮説を検証するような元気は私にはないが、そうなんじゃないのかなあ。
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