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オバケ度…
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20〜100% |
| 特定状況で「出る」 ? |
相手無差別に「出る」 ? |
| 会話は不可 ? |
独自の論理 ? |
| 異形の姿 ○ |
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絵にならないオバケ?
見越し入道とは、ろくろ首と同系統の首が伸びるオバケで、身体が非常に大きくゴツイ男性である。首が伸びる形態以外に、やたらに背が高い形態も知られている。入道と名につくからには、仏教と何らかの関係があるのかもしれない。
ろくろ首がオバケ界の大スターと言って良い名声を誇るのに比べて、あまり見越し入道の名前を聞く機会がないが、一昔前にはオバケの親玉的存在として広く知られていたらしい。古い本だと、リーダー格の役割でよく出てくる。
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伝統オバケで忘れられそうになっているものに、一つ目小僧や傘オバケがいる。これらはまだ名前も姿も見かけるのに対して、見越し入道の登場回数は極端に少ない。絶滅の危機に瀕していると思われる。
理由に関しては、私は仮説を持っている。オバケの集合写真、みたいな絵を描こうとするとしよう。傘オバケ、一つ目などは、だいたい幽霊と同じ大きさなので、絵にしやすい。しかし、見越し入道は、身体が大きくて首が長く、頭の位置が違うので、構図の邪魔なのである。だから絵本にも、オバケ屋敷のポスターにも出ることが少ない。当然、見る機会が減る。知名度が落ちる。ますます見る機会が減る。こんな感じだと思うのだが、どうだろうか。
絶滅しそうなオバケを特別天然(?)記念物か何かに指定したら注目度が上がって復活するだろうに、佐渡島のトキのように保護される可能性がないのがオバケの気の毒なところだ。
もうひとつ、同じ首長族に属するろくろ首が栄えていても見越し入道が忘れられてしまうのは、「色気」の有無がカギかなあ、などと考えたりする。だって、人間は、色気の有無でずいぶん周囲の扱いが変わるではないか。オバケの世界も似たようなものに違いない。
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