044 おい、鬼太郎!

「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメ、第5期、とうとうはじまりましたね〜、って、私は日本に住んでないので、簡単にそういうものを見られる場所にはいないわけですが…。

でもでも、ちょこっと東京へ帰っていたので、実写版「ゲゲゲの鬼太郎」、映画のほうは見ちゃいました。だって、せっかく公開されてる時期に日本にいるのに、見ないわけに行かないじゃないですか。

この映画については、「実写の鬼太郎なんてやだ」「ハンサムな鬼太郎なんてやだ」「CGの目玉おやじなんて見たくない」などなど、各方面非常に後ろ向きの意見が多いです。もともとのアニメの印象が強く、最初に見たやつへの刷り込みが行われているため、それ以外のものには愛情を感じないからです。鬼太郎は第一期、1968年公開の、白黒テレビの画像のやつでなきゃいやだ、って言う人までいるくらいです。

かくいう私も「ううむ」って思いながら映画館に足を運びました。最初の10分ぐらいは、違和感バリバリで、毛を逆立てて画面を見ていました。しかし、いつの間にか、すっかり忘れて、映画の世界に没入していました。

だって、面白いんです。

まず、配役が、いいです。妖怪役の役者さん、みんなぴったり! こういうねずみ男、アリだな、こういう猫娘、いていいな、ってそれぞれの妖怪について、思えます。んで、ハンサムな鬼太郎も、ぜーんぜんオッケーです。

一反木綿がふわーっと飛ばないで、暴走タクシー的スピードを出す演出はカッコいいし、妖怪の夜遊びのシーンは実に可愛らしい。天狗ポリス、好き!

この映画は、独立した妖怪映画として楽しめる出来ばえです。この一本で、鬼太郎はアニメから解放された、って言ったら、どのくらい楽しめたか分かっていただけるでしょうか?

寅さんやゴジラみたいに、延々と続くシリーズになってくれてもいいです。でも、ゴールデンウィークの昼下がりの映画館は、空いてました。寅さん化は、ちと無理かも。

公式サイトは、ここです。


2007年5月

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