029 ロンドン塔のからす

ロンドン塔では、大きなワタリガラスを放し飼いにしています。それも、7羽も。からすがロンドン塔からいなくなると王家が滅ぶ、という説を気にしてのことです。なんとなーく、やたがらすの話と繋がってるような感じがしないでもないので、ここに書いておきます。

からすたちには専任のお世話係がついていて、もちろん名前がついていて、毎日きちんとえさをもらい、健康管理も万全。その上逃げないように片方の羽をちょいちょいと切られているそうです。こうすると翼が不均衡になり、遠くへいけないのだとか。

まじめくさった顔をするのが得意なイギリス人たちの、意外な迷信深さについて考えるのは楽しく、にやにやしてしまいます。

2007年1月


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