008 怪奇屋敷

東京はすっかり梅雨だそうですね。洗濯物が片付かない、とぼやくメールが届いています。サンフランシスコは、先週の金曜あたりから霧が出てぐっと気温が下がり、ここの夏らしくなりました。

涼しいのは楽でいいんですが、夜には革ジャンがほしい「夏」って、何年たっても実感わかなくて困ります。お店に並ぶスイカやトマトの顔色を見て、なるほどもう6月も終わりだな、って思い、「おばけずかん」のビジター数が激増してるのを見て、また、そうか夏なんだな、って納得してます。

つい先日、読者から面白いメールをもらいました。

見知らぬ私に、ウェブサイト見ただけで長いメールを書いてくれる人は、大抵かなりのオバケファンです。この人もそのクチで、なんと、おばけのために脱サラした、といいます。どひゃー。そんなとんでもない話は、はじめてです。聞いてみると、妻子のいる立派な大人です。呆れます。

無論、あっという間に意気投合しました。

彼は今、お台場のデックス東京ビーチ、台場一丁目商店街の中にある、「台場怪奇屋敷」の店長をやっています。日々、どうやってお客さんにオバケを楽しんでもらうか、ということばかり考えてすごしているらしいです。

ここんちは、伝統的な和風のお化け屋敷の体裁を取っているにもかかわらず、イベント性のあるテーマでたびたび模様替えをしています。サンタクロースが出たり、天使が出たり、ブギーマンが出たりしているようです。普段から、スタッフとお客さんのやり取りが、とても密な様子です。模様替えも、お客さんの応対も、エネルギーをたくさん使う仕事です。店長氏のおばけに対する愛と情熱が反映されているんだと思います。

おばけが好きな人がいるだけでうれしいのですが、サンタや天使を伝統おばけと混ぜて平気な感覚は、私と同じ、っていう点もいいです。うきうきします。

次に東京へ帰ったら、「台場怪奇屋敷」、絶対行くぞ〜!

2006年6月


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